勉強しないで後悔するくらいなら、
後悔してもいいから、勉強しよう。
勉強すれば、必ず力になる。
勉強すれば、必ず自分のためになる。
勉強すれば、後悔なんてしない。

~ 中学3年 数学 ~

『 第5章 図形と相似 』 の復習テスト

第5章 図形と相似

<前:『第5章 図形と相似』の復習テスト の問題   L38- 円周角の定理 の問題:次>


図形と相似

【練習問題1】  ( 参照 : Lesson23 Lesson26
右図の△ABCで、点Aからひいた線分と辺BCとの交点を点Pとし、点Pからひいた線分と辺ACとの交点を点Qとする。
AB=16cm、BC=18cm、BP=8cm、∠ABC=∠QPC のとき以下の質問に答えなさい。

[1] △ABCと相似な三角形をすべて答えなさい。

     △ABCと△QPCにおいて、
     仮定より、
     ∠ABC=∠QPC ・・・①
     また、
     ∠C=∠C ・・・②
     ①②より、
     △ABC∽△QPC

     △ABCと△PBAにおいて、
     AB:PB=12:8=3:2 ・・・③
     BC:BA=18:12=3:2 ・・・④
     また、
     ∠B=∠B ・・・⑤
     ③④⑤より、
     △ABC∽△PBA

    ≪答≫ △QPC,△PBA

[2] AP:CQを求めなさい。

    [1]より、△PBA∽△QPCなので、
    AP:CQ=AB:CBである。
    値を代入すると、
    12:(18-8)=12:10=6:5

    ≪答≫ 6:5

[3] PQの長さを求めなさい。

    [2]より、△PBAと△QPCの相似比は6:5なので、
    6:5=8:PQ
    PQ=20

    ≪※別の解き方≫
    ∠ABC=∠QPCより、AB∥QPなので、
    PQ:BA=CP:CB
    PQ:12=10:18
    PQ=20

    ≪答≫ 20cm

【練習問題2】  ( 参照 : Lesson24 Lesson25 Lesson26
右図のの値をそれぞれ求めなさい。

図形と相似

[1] PQ∥BC

   ≪を求める≫
    AQ:AC=PQ:BC
    5:8=:12
    15

   ≪を求める≫
    AQ:AC=AP:AB
    5:8=:10
    25

    ≪答≫ 15, 25

図形と相似

[2] ア∥イ∥ウ

   ≪を求める≫
    AB:AC=DE:DF
    5:12.5=7:
    =17.5

   ≪を求める≫
    AB:AC=BE:CF
    5:12.5=9:
    =22.5

    ≪答≫ :17.5, :22.5

【練習問題3】  ( 参照 : Lesson25 Lesson26
以下の条件のとき、水色の部分の面積を求めなさい。

図形と相似

[1] △QBR=10cm2

    △QBRと△ABPにおいて、
    QR,APを底面,高さは共通と考えられるので、
    面積比は1:3である。
    よって、
    1:3=10:△ABP
    △ABP=30

    △ABPと△ACPにおいて、
    BP,CPを底面,高さは共通と考えられるので、
    面積比は1:1である。
    よって、
    1:1=30:△ACP
    △ACP=30

    ≪答≫ 30cm2

図形と相似

[2] △PQR=10cm2

    図の条件より、
    △PQRと△ACDは、相似比1:2の相似な図形なので、
    面積比は1:4である。
    よって、
    1:4=10:△ACD
    △ACD=40

    ≪答≫ 40cm2

図形と相似

【練習問題4】  ( 参照 : Lesson28
右図の△ABCで、∠BAC=∠APC=90°である。
このとき、以下の質問に答えなさい。
 (※長さの単位はcm)

[1] △ABC∽△PACであることを証明しなさい。

    ≪答≫
    △ABCと△PACにおいて、
    仮定より、
    ∠BAC=∠APC=90° ・・・①

    共通の角なので、
    ∠ACB=∠PCA=90° ・・・②

    ①,②より、2組の角がそれぞれ等しいので、
    △ABC∽△PAC

[2] PCの長さを求めなさい。

    [1]より△ABC∽△PACで、
    BC:AC=AC:PCなので、
    10:8=8:PC
    PC=6410
    PC=32

    ≪答≫ 32cm

[3] APの長さを求めなさい。

    [1]より△ABC∽△PACで、
    BC:AC=BA:APなので、
    10:8=6:AP
    AP=4810
    AP=24

    ≪答≫ 24cm

図形と相似

【練習問題5】  ( 参照 : Lesson28
右図の△ABCで、APは∠BACの二等分線でAP=BPである。
このとき、以下の質問に答えなさい。
 (※長さの単位はcm)

[1] △ABC∽△PACであることを証明しなさい。

    ≪答≫
    △ABCと△PACにおいて、
    共通の角なので、
    ∠ACB=∠PCA ・・・①

    AP=BPなので、
    ∠PAB=∠PBA ・・・②

    仮定よりAPは∠BACの二等分線なので、
    ∠PAB=∠PAC ・・・③

    ②,③より
    ∠PBA=∠PAC
    つまり、
    ∠CBA=∠PAC ・・・④

    ①,④より、2組の角がそれぞれ等しいので、
    △ABC∽△PAC

[2] PCの長さを求めなさい。

    [1]より△ABC∽△PACで、
    BC:AC=AC:PCなので、
    12:8=8:PC
    PC=6412
    PC=16

    ≪答≫ 16cm

[3] ABの長さを求めなさい。

    [1]より△ABC∽△PACで、
    AB:PA=AC:PCなので、
    AB:PA=8:16  ・・・①

    PA=PB=BC-PCなので、
    PA=12-16
    PA=20  ・・・②

    ①に②を代入すると、
    AB:20=8:16
    AB=10

    ≪答≫ 10cm

図形と相似

【練習問題6】  ( 参照 : Lesson27
右図のように、底面の半径が9cm、高さが18cmの円すいの容器がある。
この容器にコップ3杯の水を入れたところ、高さ6mのところにまで水が入った。
このとき、以下の質問に答えなさい。

[1] 水面の円の半径を求めなさい。

   ≪水面の半径をとする≫
    9:=18:6
    =3

    ≪答≫ 3cm

[2] 水面の面積は、容器の底面積の何倍か求めなさい。

   ≪相似比を求める≫
    [1]より、
    底面の半径:水面の半径=9:3=3:1

   ≪面積比を求める≫
    32:12=9:1

    ≪答≫ 

[3] 容器を満水にするには、あとコップ何杯の水を入れればよいかを
    求めなさい。

   ≪相似比を求める≫
    [2]より、
    相似比は3:1

   ≪体積比を求める≫
    33:13=27:1

   ≪あとコップ何杯必要かを求める≫
    満水に必要なコップの杯数をとする
    27:1=杯:3杯
    =81

    満水にするにはコップ81杯が必要だが、すでに3杯分はいれてあるので、
    81-3=78

    ≪答≫ 78杯

図形と相似

【練習問題7】  ( 参照 : Lesson27
右図の台形は、AD∥BC、∠ABC=90°、AB=7.5cm、AD=2cm、BC=4cm、DC=8cmとする。
この台形の辺ABを軸として1回転させてできる立体Pについて、以下の質問に答えなさい。

[1] 立体Pの体積を求めなさい。

    立体Pの体積は、円Bを底面とする円すいの体積から、
    円Aを底面とする円すいの体積をひくことで求められる

   ≪TAの長さを求める≫
    TA:(TA+7.5)=2:4
    TA:(TA+7.5)=1:2
    2TA=TA+7.5
    TA=7.5

   ★解き方その1
   ≪円Bを底面とする円すいの体積を求める≫
    底面積⇒π×42=16π(cm2
    高さ⇒TA+AB=7.5+7.5=15(cm)
    体積⇒×16π×15=80π(cm3

   ≪円Aを底面とする円すいと円Bを底面とする円すいの体積比を求める≫
    相似比⇒2:4=1:2
    体積比⇒13:23=1:8

   ≪立体Pの体積を求める≫
    円Aを底面とする円すいの体積をcm3とする
    1:8=:80π
    =10π

   ≪立体Pの体積を求める≫
    80π-10π=70π(cm3

   ★解き方その2
   ≪円Bを底面とする円すいの体積を求める≫
    底面積⇒π×42=16π(cm2
    高さ⇒TA+AB=7.5+7.5=15(cm)
    体積⇒×16π×15=80π(cm3

   ≪円Aを底面とする円すいの体積を求める≫
    底面積⇒π×22=4π(cm2
    高さTA⇒7.5(cm)
    体積⇒×4π×7.5=10π(cm3

   ≪立体Pの体積を求める≫
    80π-10π=70π(cm3

    ≪答≫ 70πcm3

[2] 立体Pの表面積を求めなさい。

    立体Pの側面積は、円Bを底面とする円すいの側面積から、
    円Aを底面とする円すいの側面積をひくことで求められる

   ≪TDの長さを求める≫
    TD:(TD+8)=2:4
    TD:(TD+8)=1:2
    2TD=TD+8
    TD=8

   ★解き方その1
   ≪円Bを底面とする円すいの側面積を求める≫
    円Bの円周⇒2π×4=8π(cm)
    TCを半径とする円の円周⇒2π×16=32π(cm)
    TCを半径とする円の面積⇒π×162=256π(cm2
    側面積⇒256π×8π32π=64π(cm2

   ≪円Aを底面とする円すいと円Bを底面とする円すいの面積比を求める≫
    相似比⇒2:4=1:2
    面積比⇒12:22=1:4

   ≪立体Pの側面積を求める≫
    円Aを底面とする円すいの側面積をcm2とする
    1:4=:64π
    =16π

    64π-16π=48π(cm2

   ≪円Aと円Bの面積を求める≫
    円A⇒π×22=4π(cm2
    円B⇒π×42=16π(cm2

   ≪立体Pの表面積を求める≫
    側面積+円Aの面積+円Bの面積
    48π+4π+16π=68π(cm2

   ★解き方その2
   ≪円Bを底面とする円すいの側面積を求める≫
    円Bの円周⇒2π×4=8π(cm)
    TCを半径とする円の円周⇒2π×16=32π(cm)
    TCを半径とする円の面積⇒π×162=256π(cm2
    側面積⇒256π×8π32π=64π(cm2

   ≪円Aを底面とする円すいの側面積を求める≫
    円Aの円周⇒2π×2=4π(cm)
    TDを半径とする円の円周⇒2π×8=16π(cm)
    TDを半径とする円の面積⇒π×82=64π(cm2
    側面積⇒64π×4π16π=16π(cm2

   ≪立体Pの側面積を求める≫
    64π-16π=48π(cm2

   ≪円Aと円Bの面積を求める≫
    円A⇒π×22=4π(cm2
    円B⇒π×42=16π(cm2

   ≪立体Pの表面積を求める≫
    側面積+円Aの面積+円Bの面積
    48π+4π+16π=68π(cm2

    ≪答≫ 68πcm2

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