勉強しないで後悔するくらいなら、
後悔してもいいから、勉強しよう。
勉強すれば、必ず力になる。
勉強すれば、必ず自分のためになる。
勉強すれば、後悔なんてしない。

~ 中学3年 数学 ~

Lesson 31   三角形の相似条件と証明

第5章 図形と相似

<前:L31- 三角形の相似条件と証明 の問題   L32- 縮図の利用 の問題:次>


【練習問題1】
以下の[1]~[3]に示した各組の三角形が相似であることを証明しなさい。
 (※辺の長さの単位はcm)

相似な図形

[1]△ABCと△EDC

    ≪答≫
    △ABCと△EDCにおいて、

    仮定より、
    AB:ED = 15:7.5 = 2:1  ・・・①
    BC:DC = 8:4 = 2:1  ・・・②
    CA:CE = 10:5 = 2:1  ・・・③

    ①,②,③より、
    AB:ED = BC:DC = CA:CE

    3組の辺の比がすべて等しいので、
    △ABC ∽ △EDC

相似な図形

[2]△ABCと△AED

    ≪答≫
    △ABCと△AEDにおいて、

    仮定より、
    ∠BAC=∠EAD  ・・・①
    ∠ABC=∠AED  ・・・②

    ①,②より、
    2組の角がそれぞれ等しいので、
    △ABC ∽ △AED

相似な図形

[3]△ABCと△EBD

    ≪答≫
    △ABCと△EBDにおいて、

    仮定より、
    AB:EB = 6:3 = 2:1
    BC:BD = 4:2 = 2:1
    よって、
    AB:EB = BC:BD  ・・・①

    共通な角なので、
    ∠ABC = ∠EBD  ・・・②

    ①,②より、
    2組の辺の比が等しく、その間の角が等しいので、
    △ABC ∽ △EBD

相似な図形

【練習問題2】
右図において、AD∥BCで、2つの線分ACとDB の交点をPとする。
このとき、△ADP∽△C BPであることを証明しなさい。

    ≪答≫
    △ADPと△C BPにおいて、

    AD∥BCで、錯覚は等しいので
    ∠PAD = ∠PC B  ・・・①
    ∠PDA = ∠PBC  ・・・②

    ①,②より、
    2組の角がそれぞれ等しいので、
    △ADP ∽ △C BP

相似な図形

【練習問題3】
右図において、平行四辺形ABCDの辺BC上に点Pをとり頂点Dと結び、対角線ACとの交点を点Qとする。
このとき、以下の質問に答えなさい。
 (※辺の長さの単位はcm)

[1]AQ:CQ = PQ:DQであることを証明しなさい。

    ≪答≫
    △AQDと△CQPにおいて、

    AD∥BCで、錯覚は等しいので
    ∠QAD = ∠QC P  ・・・①
    ∠QDA = ∠QPC  ・・・②

    ①,②より、
    2組の角がそれぞれ等しいので、
    △AQD ∽ △CQP

    相似な図形で対応する辺の比は等しいので、
    AQ:CQ = PQ:DQ

[2]DQの長さを求めなさい。
    △AQD ∽ △CQPなので、
    AD:CP = 13.5:7.5 = 9:5 である。

    DE=とすると、
    DQ:PQ = :5 = 9:5 で、
    x=9

    ≪答≫ DQ : 9cm

相似な図形

【練習問題4】
右図のように、直角三角形ABCの頂点Bから辺ACに垂線をひき、交点をPとする。
このとき、以下の質問に答えなさい。
 (※辺の長さの単位はcm)

[1]△ABP ∽ △BC Pであることを証明しなさい。

    ≪答≫
    △ABPと△BC Pにおいて、

    ∠APB = ∠C PB = 90°  ・・・①

    ∠ABP = 90°- ∠CBP  ・・・②
    ∠BC P = 180°-90°- ∠CBP
    ∠BC P = 90°- ∠CBP  ・・・③
    ②,③より、
    ∠ABP = ∠BC P  ・・・④

    ①,④より、
    2組の角がそれぞれ等しいので、
    △ABP ∽ △BC P

[2]AC の長さを求めなさい。
    △ABP ∽ △BC Pなので、
    AP:BP = 6.4:8 = 4:5 である。

    CP=とすると、
    BP:CP = 8: = 4:5 で、
    x=10

    AC=AP+CPなので、
    6.4+10=16.4

    ≪答≫ AC : 16.4cm

相似な図形

【練習問題5】
右図のように、平行四辺形ABCDの辺DCの延長線上に点Pをとり頂点Aと結び、APとBCの交点をQとする。
このとき、AB:PD = BQ:DAであることを証明しなさい。

    ≪答≫
    △ABQと△PDAにおいて、

    仮定より、平行線の錯覚は等しいので
    ∠BAQ = ∠DPA  ・・・①
    ∠AQB = ∠PAD  ・・・②

    ①,②より、
    2組の角がそれぞれ等しいので、
    △ABQ ∽ △PDA

    相似な図形で対応する辺の比は等しいので、
    AB:PD = BQ:DA

相似な図形

【練習問題6】
右図のように、△ABCの頂点Aから、辺BCに向かって∠B=∠CAPとなるように線分APをひく。
このとき、以下の質問に答えなさい。
 (※辺の長さの単位はcm)

[1]△ABC∽△PACであることを証明しなさい。

    ≪答≫
    △ABCと△PACにおいて、

    仮定より、
    ∠ABC = ∠PAC  ・・・①

    共通な角なので、
    ∠AC B = ∠PCA  ・・・②

    ①,②より、
    2組の角がそれぞれ等しいので、
    △ABC ∽ △PAC

[2]BPの長さを求めなさい。
    △ABC ∽ △PACなので、
    BC:AC = 12:9 = 4:3 である。

    PC=とすると、
    AC:PC = 9: = 4:3 で、
    x=6.75

    BP=BC-PCなので、
    12-6.75=5.25

    ≪答≫ BP : 5.25cm

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