勉強しないで後悔するくらいなら、
後悔してもいいから、勉強しよう。
勉強すれば、必ず力になる。
勉強すれば、必ず自分のためになる。
勉強すれば、後悔なんてしない。

~ 中学2年 数学 ~

Lesson 17    連立方程式の文章問題 - 速さ・道のり・時間編

第2章 連立方程式

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【練習問題1】
以下の問題に答えなさい。

[1] 時速72kmを、分速(m)、秒速(m)で表しなさい。

       ≪答≫ 分速1200m、 秒速20m

[2] 秒速15mを、分速(m)、時速(km)で表しなさい。

       ≪答≫ 分速900m、 時速54km

[3] 分速180mを、秒速(m)、時速(km)で表しなさい。

       ≪答≫ 秒速3m、 時速10.8km

[4] 30分,1時間20分,2時間15分を、それぞれ分数で表しなさい。

       ≪答≫ 30分 : , 1時間20分 : , 2時間15分 :

【練習問題2】
ユウマ君の家から郵便局を通って祖父の家までは15kmある。
家を出発して郵便局までを時速4km、郵便局から祖父の家までを時速6kmで歩いたら3時間かかった。
家から郵便局、郵便局から祖父の家の距離をそれぞれ求めなさい。

    ≪家から郵便局の距離をkm、郵便局から祖父の家の距離をkmとして式を立てる≫
       =15=3

    ≪下の式を簡単にする≫
       =15+2=36

    ≪上の式に3をかけて、加減法を使う≫
       +3=45-) 3+2=36
            =9

    ≪=9をどちらかの式に代入する≫
       +9=15
          =6

       ≪答≫ 家から郵便局:6km、 郵便局から祖父の家:9km

【練習問題3】
車でA地からB地を通ってC地に行きたい。
A地からB地を時速30km、B地からC地を時速40kmで進むと9時間かかる。
A地からB地を時速40km、B地からC地を時速50kmで進むと7時間かかる。
A地からB地、B地からC地の距離をそれぞれ求めなさい。

    ≪A地からB地の距離をkm、B地からC地の距離をkmとして式を立てる≫
       3040=94050=7

    ≪両方の式を簡単にする≫
       +3=1080+4=1400

    ≪上の式に4、下の式に3をかけて、加減法を使う≫
       16+12=4320-) 15+12=4200
              =120

    ≪=120をどちらかの式に代入する≫
       4×120+3=1080
         480+3=1080
              3=600
               =200

       ≪答≫ A地からB地:120km、 B地からC地:200km

【練習問題4】
ハルカさんは自分の家から6kmはなれた海まで行くことにした。
最初は時速4kmで普通に歩いていたが、天気が悪くなってきたので途中から時速6kmで速歩きにしたら、1時間10分で海に着いた。
時速4kmで歩いた距離と、時速6kmで速歩きした距離をそれぞれ求めなさい。

    ≪時速4kmで歩いた距離をkm、時速6kmで速歩きした距離をkmとして式を立てる≫
       =6

    ≪下の式を簡単にする≫
       =6+2=14

    ≪上の式に3をかけて、加減法を使う≫
       +3=18-) 3+2=14
            =4

    ≪=4をどちらかの式に代入する≫
       +4=6
         =2

       ≪答≫ 時速4kmで歩いた距離:2km、 時速6kmで速歩きした距離:4km

【練習問題5】
ある列車が200mの鉄橋を渡り始めてから渡り終えるのに20秒かかった。
このときと同じ速度で、80mの橋を渡りはじめてから、渡り終えるのには12秒かかった。
この列車の長さと、秒速を求めなさい。

    ≪列車の長さをm、列車の秒速をmとして式を立てる≫
       200+=2080+=12

    ≪両方の式を簡単にし、項をそろえる≫
       -20=-200-12=-80

    ≪加減法を使う≫
       -20=-200-)-12=-80
         -8=-120
           =15

    ≪=15をどちらかの式に代入する≫
       -20×15=-200
          -300=-200
              =100

       ≪答≫ この列車の長さ:100m、 秒速:15m

【練習問題6】
ある貨物列車が630mの鉄橋を渡り始めてから渡り終えるのに30秒かかった。
このときと同じ速度で、1005mの橋を渡りはじめてから、渡り終えるのには45秒かかった。
この貨物列車の長さと、時速を求めなさい。

    ≪列車の長さをm、列車の秒速をmとして式を立てる≫
       630+=301005+=45

    ≪両方の式を簡単にし、項をそろえる≫
       -30=-630-45=-1005

    ≪加減法を使う≫
       -30=-630-)  -45=-1005
           15=375
             =25

    ≪=25をどちらかの式に代入する≫
       -30×25=-630
          -750=-630
              =120

    ≪=秒速25mを時速に直す≫
       秒速25m × 60 × 60 = 90000m
       時速90000m = 90km

       ≪答≫ この列車の長さ:120m、 時速:90km

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