中学生 勉強なんて 怖くない
~ 勉強が苦手な中学生のために ~
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勉強しないで後悔するくらいなら、
後悔してもいいから、勉強しよう。
勉強すれば、必ず力になる。
勉強すれば、必ず自分のためになる。
勉強すれば、後悔なんてしない。
~ 中学2年 数学 ~
Lesson 9 文字式の利用(図形の性質)
第1章 式の計算
<前:L9- 文字式の利用(図形の性質) の問題 L10- 文字式の利用(等式の変形) の問題:次>
【練習問題1】
1辺の長さがaの正方形がある。
この正方形の1辺の長さを2倍したとき、周の長さと面積はそれぞれ何倍になるか答えなさい。
≪周の長さ≫
<1辺がaの正方形の周の長さ>
a×4=4a
<1辺が2倍(2a)の正方形の周の長さ>
2a×4=8a
<大÷小>
8a÷4a=2
≪面積≫
<1辺がaの正方形の面積>
a×a=a2
<1辺が2倍(2a)の正方形の面積>
2a×2a=4a2
<大÷小>
4a2÷a2=4
≪答≫ 周の長さ : 2倍、 面積 : 4倍
【練習問題2】
底辺の長さがa、高さがhの三角形がある。
この三角形の底辺の長さを3倍、高さを4倍にすると、面積は何倍になるか答えなさい。
≪面積≫
<元の三角形の面積>
12ah
<大きくした三角形の面積>
12×3a×4h
=6ah
<大÷小>
6ah÷12ah
=12
≪答≫ 面積 : 12倍
【練習問題3】
縦の長さがaで、横の長さが縦の2倍ある長方形Aがある。
この長方形Aの縦を4倍、横を 14にして長方形Bを作る。
長方形Bの周りの長さと面積は長方形Aの何倍になるか答えなさい。
≪周の長さ≫
<長方形Aの周の長さ>
(a×2)+(2a×2)
=6a
<長方形Bの周の長さ>
(4a×2)+{(2a×14)×2}
=8a+a
=9a
<B÷A>
9a÷6a
=1.5
≪面積≫
<長方形Aの面積>
a×2a
=2a2
<長方形Bの面積>
4a×(2a×14)
=2a2
<大÷小>
2a2÷2a2
=1
≪答≫ 周の長さ : 1.5倍、 面積 : 1倍(変わらない)
【練習問題4】
1辺がacmの立方体がある。
この立方体の1辺を3倍にした立方体を作ると、体積は何倍になるか答えなさい。
≪体積≫
<1辺がaの立方体の体積>
a×a×a
=a3
<1辺が3倍(3a)の立方体の体積>
3a×3a×3a
=27a3
<大÷小>
27a3÷a3
=27
≪答≫ 体積 : 27倍
【練習問題5】
底面の半径がa、高さがhの円すいAがある。
この円すいAの半径を2倍、高さを 14にして円すいBを作ると、体積はどうなるかを答えなさい。
≪体積≫
<円すいAの体積>
13×πa2×h
=13πa2h
<円すいBの体積>
13×{π×(2a)2}×14h
=13×4πa2×14h
=13πa2h
<B÷A>
13πa2h÷13πa2h
=1
≪答≫ 体積は変わらない
【練習問題6】
大小2つの円があり、その半径の差は2である。
このとき円周の長さの差はどうなるか、小さい方の円の半径をaとして、文字を使った式を用いて説明しなさい。
(円周率はπとする)
≪答≫
大小の円の半径の差は2なので、小さい方の円の半径をaとすると、
大きい方の円の半径はa+2となる。
このとき、小さい円の円周は2πa、大きい円の円周は2π(a+2)なので、
その差は、
2π(a+2)-2πa
=2πa+4π-2πa
=4π
となる。
つまり、半径の差が2である2つの円の円周の長さの差は、つねに4πである。
【練習問題7】
右図の四角形は長方形である。
このとき、水色の部分の面積を求めなさい。
<長方形の面積>
4a×6a=24a2
<白色の三角形の面積>
12×4a×4a
=8a2
<長方形の面積-三角形の面積>
24a2-8a2
=16a2
≪答≫ 16a2cm2
<前:L9- 文字式の利用(図形の性質) の問題 L10- 文字式の利用(等式の変形) の問題:次>
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