中学生 勉強なんて 怖くない
~ 勉強が苦手な中学生のために ~
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勉強しないで後悔するくらいなら、
後悔してもいいから、勉強しよう。
勉強すれば、必ず力になる。
勉強すれば、必ず自分のためになる。
勉強すれば、後悔なんてしない。
テストのためだけの勉強はしない
テストで点数を取ることが、勉強する目的になっていませんか?
目標の1つにするのは良いことですが、最終目的になってはいけません。
もちろん、ないがしろにはできませんが、勉強に気を向けさせるためのちょっとしたイベントくらいなスタンスでいましょう。
テストをあまり大きく意識し過ぎないで下さい。
点数ばかり意識しすぎると…
テストが最終目的になると、点数が取れればそれで良いという点数偏重の考えに陥ります。
点数偏重になると、パターンや暗記することばかりに意識が向き、ただただ詰め込むだけになってしまいます。
これでは勉強に対して、興味も面白みも感じにくい上に、考える作業をしていないために、思考力や発想力が育ちません。
「応用力がない」、「質問のされかたが変わると解らなくなる」という声をよく聞きますが、 パターンや暗記でしか覚えていないと、このケースに陥りやすくなります。
「なぜ、そうなるのか?」「どうして、そうなったのか?」を普段から意識しながら勉強すると、 (もちろん練習も必要ですが)基礎力が安定し、応用問題にも強くなります。
考えることで、思考力や発想力も付いてくるのです。
成績が良いからといって安心しないで!
かといって、「ウチの子、普段勉強しなくても、テストでは点数取れるから安心」と考えている方、要注意です。
パターンで暗記しているだけかもしれません。
パターンで暗記しているだけでは、考えることはあまりしていないのです。
考える力は、何においても重要ですし、特に社会に出てからは必要不可欠です。
新しく優れた考えを提案し実行できる人が求められますし、すでに求められています。
思考力や発想力をどれくらい持っているかで、ある事柄から何を得るか、何を読み取るかがだいぶ違います。
何も感じない人もいれば、何個もアイデアが浮かぶ人もいます。
仮に勉強した内容は忘れてしまっても、勉強したことで培った能力はいつまでも残ります。
思考力や発想力はすぐには身につきません。
子供の頃からの毎日の積み重ねでしか養うことができません。
少し話が大きくなりましたが、人生においてテストなんてちょっとした通過点に過ぎません。
考えるためのキッカケといったところでしょうか。
もちろん、点数が取れるに越したことはありません。
ですが、それよりも、「なぜ出来なかったのか」、「どうすれば出来るようになるのか」を考えるのです。
目標に達しなくても諦めずに、次に向けて頑張って下さい。
そこに価値があるのです。