中学生 勉強なんて 怖くない
~ 勉強が苦手な中学生のために ~
勉強しないで後悔するくらいなら、
後悔してもいいから、勉強しよう。
勉強すれば、必ず力になる。
勉強すれば、必ず自分のためになる。
勉強すれば、後悔なんてしない。
社会の勉強の効率を上げ、面白くする方法
しっかり覚えられているかは大切ではありますが、例えば…
「鎌倉幕府は1192年源頼朝によって開かれた」
のように、一問一答の単発では覚えないで下さい。
大切なのは、「流れと背景」です。
「なぜ鎌倉なのか」
「どうして幕府が開けたのか」
こういったことを同時に勉強するようにして下さい。
「なぜ?」「どうして?」と思うことが重要なのです。
ポイントは「なぜ?」「どうして?」
教科書の太字と年号だけ覚えても、中間・期末テストなら多少の点数は取れるかもしれませんが、受験を意識すると不十分です。
しかも、ただ暗記するなんて、何一つ面白みを感じられません。
「源頼朝が朝廷から征夷大将軍に任命された」
⇒征夷大将軍て何だ?
⇒なぜ征夷大将軍に任命されたんだ?
「鎌倉に幕府を開いた」
⇒なぜ都から遠く離れた鎌倉なんだ?
⇒鎌倉に幕府を開くどんなメリットがあったんだ?
⇒なぜ幕府を開くまでに力を持てたんだ?
…などなど、1つのことに多くの「なぜ?」「どうして?」を持ち、その疑問を解決する形で教科書や資料集などを調べてみて下さい。
社会の勉強が断然面白くなります。
しかも、そういった疑問の中からの出題も多いので、勉強の効率も上がります。
一問一答での暗記は不十分
社会が苦手な子、勉強しない子ほど暗記をしようとする傾向があります。
特に教科書の太字だけを覚えようとしていませんか?
太字を優先的に覚えるのは間違ってはいないですが、太字だけを覚えるのではなく、「太字に関連する出来事や理由」を勉強するようにして下さい。
入試問題において、例えば歴史では日本と同時代の世界の動き、地理では同じ産業において日本と世界を比べる形で多く出題されます。
資料から情報を読み取って解答しなければならない問題もあります。
もちろん中間・期末テストでも考えさせる問題は出題されます。
特に受験では、思考力を問う問題を中心に出されるのです。
普段の勉強への取り組み方がもろに出てしまうと考えておいて下さい。
一問一答で暗記しただけでは、結果になかなか結びつかないのです。