中学生 勉強なんて 怖くない
~ 勉強が苦手な中学生のために ~
勉強しないで後悔するくらいなら、
後悔してもいいから、勉強しよう。
勉強すれば、必ず力になる。
勉強すれば、必ず自分のためになる。
勉強すれば、後悔なんてしない。
国語の勉強方法 読解問題の解き方
読解問題は慣れが必要です。
読解問題は、文章の内容を理解しただけでは点数になりません。
当然ですが、限られた時間の中で設問に正確に答えてはじめて点数になるのです。
読解問題が苦手な子も、文章を読めば何となく内容はわかってはいるようです。
ですが、テストの際の問題の解き方に慣れていなくて、
時間が足らなくなってしまうことが非常に多いのです。
多少時間をかけて考えなければならない設問もあるので、
出来るところはテキパキと片付けておかなければなりません。
例として、A君とB君の読解問題の解き方を例に挙げてみます。
読解問題の解き方 【A君の場合】
文章を読む
↓
設問(1)を読んで、文章をすべて読み、答えを探す。
↓
設問(2)を読んで、もう一度文章をすべて読み、答えを探す。
↓
設問(3)を読んで、さらにもう一度文章をすべて読み、答えを探す。
:
【A君】の場合、何度も文章を読んでいるため、
テスト時間の多くを読むことに使ってしまっています。
読むスピードがかなり早ければそれでも良いかもしれませんが、
文章が長くなると、ノータッチの問題が出る可能性が高まります。
実は、国語のテスト時間が足らなくなるのは、【A君】のパターンが多いのです。
読解問題の解き方 【B君の場合】
設問(1)(2)(3)‥ を読んで、最初にどんな質問をされているのか把握する。
↓
文章を読み、答えと確信できるところがあれば解答し、
確信はできないが設問のヒントになりそうなところはチェックしておく。
↓
確信できなかったところをもう一度読み返す。
【B君】の場合は、設問で聞かれていることが、あらかじめわかっています。
そのため、文章を読んでいる途中で「これ答えかな?」「ヒントになりそうだ」と、
1回読んだだけでも気になるところが色々出てくるはずです。
答えられなかった設問は、もう一度重点的に答えを探せば、より少ない時間ですべての問題を終えることができます。
他にも読解問題の解き方は色々あります。
- 段落ごとに、設問の答え・ヒントを探す
- 論旨と例文の部分に、線で分ける(説明文)
- 誰の言動・行動・気持ちなのかを、線で区別する(小説文)
どの解き方が正しいということはありませんが、
早く正確に答える練習をしておかなければなりません。
A君とB君を比べれば、B君の方が速く正確に問題が解けます。
読解問題をどのように解いてますか?