中学生 勉強なんて 怖くない
~ 勉強が苦手な中学生のために ~
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勉強しないで後悔するくらいなら、
後悔してもいいから、勉強しよう。
勉強すれば、必ず力になる。
勉強すれば、必ず自分のためになる。
勉強すれば、後悔なんてしない。
なぜ勉強するのか
最初にはっきり言っておきます。
勉強する最大の理由は、
お金を稼ぎ、自立して社会の中で生きていけるようになるためです。
大人になるまでに、そのための準備をしておかなければなりません。
いい高校へ行き、いい大学へ行き、いい会社に入ることが美徳と考えられていた時代はとっくに終わっています。
いい高校・いい大学 = 偏差値の高い高校・大学 という発想も昔のものです。
もちろん、より高みを目指すのは悪いことではないですが、試験に合格すれさえすれば良いということはありません。
必要な力
終身雇用制も崩壊し、どんな企業に就職しても、いつリストラされるかも、会社が倒産せずにいられるかもわからない時代です。
日本経済がほぼ飽和状態になっている今、会社に入り与えられた仕事をただまじめにこなしているだけでは、必要とされる人間にはなれません。
思考力・発想力・行動力があり、常に向上心を持ち続け、逆境にも負けない忍耐力のある人が、必要とされているのです。
これらの要素は黙っていても身に付くものではありません。
訓練と経験の繰り返しでしか得ることができないのです。
勉強すること = 成長すること
学校で習ったことを社会に出てから直接使うことは少ないかも知れません。
ですが、勉強することが大きな経験値を与えてくれます。
勉強の内容が難しくなるにつれて、問題を解くために、より深く思考し、今までの自分になかった発想をしなければなりません。
自分には何が必要かを考え、そのための行動をとらなくてはなりません。
現状に満足することなく、さらに自分を向上させなくてはなりません。
あきらめずに何度も挑戦する強さと忍耐が必要となります。
何度も何度も繰り返して、少しずつ鍛えていくのです。
そして、社会に出てからも、成長し続けなければなりません。
学習内容を習得することだけが 勉強すること なのではなく、
学習内容を習得しながら、様々な力を身に付けることも含めて勉強することなのです。
勉強することで、人間としても成長しているのです。
人生は試練や困難の連続です。
新しい知識を習得しながら、様々な訓練と経験をしておかなければ、社会に出てからもっと大変になってしまいます。
「やりたくないから、やらない」は通用しません。
今の世の中からは考えられないようなことが常識になるかもしれません。
今の子供たちは、さらに大変な時代に社会へと出て行かなくてはならないのです。